なみえの今
権現堂 クリーン作戦
2021年6月12日
こんにちは。地域づくり支援専門員の岸本です。
5月20日、権現堂行政区ではクリーン作戦が実施されました。
今回初めての試みとして、権現堂行政区にある全49ヵ所のごみステーション(アパートなどの独自のごみステーションは除く)の清掃、また違反ごみや不法投棄の回収・処分を目的に実施しました。
当日は、権現堂地区の区長の皆さんのほか、東京電力の社員の方や社会福祉協議会のコーディネーターの方がお忙しいなか集まってくださいました。全てのごみステーションに対応できるよう、5つのグループに分けて作業にあたります。
住民の皆さんには、普段利用されているごみステーション清掃への参加を呼びかけました。ごみステーションをまわっていると、そこに居合わせた住民の方もいて、協力して作業する様子が見られました。また、クリーン作戦当日は参加できないため、別日に個別で清掃してくださった方もいたと伺っています。
ごみステーションにあった違反ごみで特に多かったのは、指定日以外の日に出されているごみです。瓶や缶のごみは、多いところでは15袋以上が放置されている状況でした。
指定日を守らずにごみを出されると長期間放置されることになり、悪臭や虫の発生の原因につながる可能性があります。また、ごみステーションが汚かったり、住民自体がルールを守っていなかったりすると、違反ごみを捨てるハードルが下がり、日常化してしまうことが懸念されます。
残念なことに、ゴルフバッグやスーツケース、布団が捨てられているところもありました。このような不用品をむやみにゴミステーションに捨てることは、不法投棄にあたります。絶対にやめましょう。
今回、ごみステーションに放置されていたごみをすべて回収し、役場住民課の協力のもとすべて北部衛生センターに運搬しました。そのごみの量は1020kgです。
権現堂区長会の佐藤区長は、「これを機に、定期的にごみステーションの確認、清掃を行っていきましょう」とお話しされ、今後も根気強く続けていきたいとのことでした。
ごみステーションを清潔に保ち地域の美観を向上させるためには、一人ひとりの意識が大切です。
地域のためにできること。まずはごみ出しのルールを守るところから、はじめてみましょう。