なみえの今

浪江町相馬流れ山踊り

2021年5月28日

こんにちは。地域づくり支援専門員の引地です。

浪江町は夏がすぐそこに感じられる日も多くなってきました。

今日は、浪江町相馬流れ山踊り保存会の皆さんの練習風景を紹介します。


皆さんご存知の国重要無形民俗文化財の相馬野馬追は、毎年7月最終土日月に開催。今年は7/24(土)~26(月)の予定です。

(昨年はコロナの影響で大幅に縮小し、神事のみ執り行われました。今年の計画では、雲雀ヶ原祭場地の観客を県内在住者5千人に制限するなど、様々な感染対策を講じて開催されるようです。)

※ただ、今後の感染拡大の状況次第では変更の可能性もあります。ご注意下さい。


圧巻のお行列、勇壮な甲冑競馬など相馬野馬追の行事に色を添える、相馬流れ山踊り。

パッとあのメロディが浮かんでくる方も多いと思います。

その相馬流れ山踊りは祭りの2日目、雲雀ヶ原祭場地にて、旧相馬藩の6地域が毎年持ち回りで踊ります。

今年は、6年ぶりに浪江町相馬流れ山踊り保存会の皆さんの踊りが披露されます。

本番までおよそ2ヶ月の5/23(日)、約30名の皆さんがスポーツセンターに集まりました。

しっかり準備体操をし、腰紐を巻き扇子を持ち、いよいよ練習です。



本日、初参加の方もいらっしゃいました。まずは基本からじっくり教わります。

「今まで、踊りの経験はないけど、おととしの中央公園での踊りを見てやってみたいと思っていたの。友達からの誘いもあって参加してみました」と初めての踊りに戸惑いながらも、笑顔で話してくれました。

▲休憩中も細かい動きの確認をし合います

参加3回目の方は「まわる部分は難しいけど、少し形になってきたかも!」と、踊りの楽しさ発見のようです。

そして、大ベテランの方も。「6年ごとの雲雀ヶ原での披露、4回くらい体験しています。小さい頃から聴いていたこの流れ山の曲を聴くと、やっぱり心躍るのよね」

▲一斉に踊る姿に思わず「すごい!」と声をあげてしまいました


浪江町相馬流れ山踊り保存会代表、髙木さんに意気込みをお聴きしました。

「雲雀ヶ原に向けて、意気投合し盛り上げていきたいです」とのこと。

7月の青空の下、広大な雲雀ヶ原で優雅に踊る皆さんの姿を楽しみにしています。


≪ お知らせ ≫

一緒に踊りましょう!

雲雀ヶ原祭場地にて一緒に踊りを披露する踊り手を募集しています。初心者の方、心配いりません。先生が丁寧に指導してくださいますので、今からでも大丈夫です。

◎練習:第2、第4日曜日・13時30分~15時・浪江町地域スポーツセンター

◎問合わせ:浪江町相馬流れ山踊り保存会代表 髙木さん 090-5593-5427