なみえの今
10月27日(土)加倉地区にてクリーン作戦を実施しました!
2018年11月9日
地域づくり支援専門員の今野です。
クリーン作戦の実施も4回目、10月27日は加倉行政区でおこないました。
開催当日まで微妙な予報が続きましたが、前日夕方の時点では「天気予報は曇りで大丈夫そうだ」となり開催を決定。
しかし当日起きるとけっこうな雨…。収集場所となる集会所に「とにかく行かなければ」と到着すると加倉行政区の吉田区長がカギを開けて準備されていました。
さらに、すでにゴミを集め集会所に持って来てくださった方もいたので、予定通りに実施することに。
雨の中のクリーン作戦となりました。
今回の加倉地区クリーン作戦ですが、最初に集合してからゴミ拾いを皆で一緒にしていく方法ではなく「震災前は、ひとりひとりがごみを拾いながら集会所に持ってきた」と区長が話されたことで「今回も従来通りのやり方でやってみましょう」となりました。
すぐにまた住民の方がお二人ほど、集めたごみを持って来てくださったので集会所の中へとご案内しました。
雨の中なので、ポットで沸かした温かいお茶を提供しました。
これまでのクリーン作戦にも町外から足を運んでくれた方がいらっしゃいましたが、今回はなんと「タブレットで開催を知り、いま住んでいる会津から来ました。クリーン作戦を最優先に予定に入れました」とおっしゃる方がいて、感激しました。
「ずっと浪江町で暮らしていて、町に世話になったので」ということでした。
ごみ拾いで印象的だったのは、114号線を中心にずっとごみを拾われる方がいたので聞いてみると「こうして清掃活動をしている住民がいると気づいてもらうことで、車からのポイ捨ても無くなればと思って」とのことでした。
集会所内では行政区の現状や、お互いの自己紹介などで交流が深まりました。
吉田区長からは「震災以来となる集まりの場ができた」と感謝の言葉をいただきました。
(参加された皆さんで記念撮影)
加倉地区では震災以前、いろいろな行事があったようで、集会所に飾ってある写真を見ていると「加倉ウォーク」という地域歩きだったり「苅野駅伝大会」があったりなど、活動が盛んな地域であることを感じました。
(加倉ウォークの様子。震災前のアルバムから)
こうした行事が、近い将来に何らかの形で復活するようなお手伝いをしていきたいと思います。
加倉の皆さん、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします!