なみえの今
浪江の生産者 農産物品評会より
2021年11月25日
こんにちは、地域づくり支援専門員の引地です。
11月秋晴れの週末、道の駅なみえにて第1回の農産物品評会が行われました。
野菜の部・果物の部・花卉の部・おもしろ野菜の部があり、浪江の農家の皆さんが育てた
表情豊かな農産物38点が並びました。
今や浪江を代表する玉ねぎ『浜の輝』や、スッときれいなネギなど。産直の主役が揃います。
負けじと、おもしろ野菜たちが場を盛り上げます。
そして、こんな人参も発見。名前が「ナイスキャッチ」とはナイスネーミング!
前日に、大谷翔平選手がMVPを獲得したニュースが流れました。
この人参を眺めていたお客様は「大谷選手おめでとう!と書いてもいいね~」と笑っていました。
表彰式では出品した農家の皆さんも揃いました。
時々産直をのぞくと、地元の生産者の方の名前が増えてきた気がします。この方も出しているんだ、この野菜もつくっているんだと、嬉しくなりますね。
10月末から出荷し始めた方もいて、品評会でも受賞しています。
また、毎朝自転車で野菜を出荷している生産者の姿も見ます。雨の日はカッパを着て自転車をこぎ、ほぼ毎日いろんな種類の野菜を納品し、産直売り場に彩りを加えています。
そして、まだ町内で農業再開が叶わない状況の中でも、毎日トラクターで土地を耕している方、避難先で農業再開し浪江町に出荷している農家の方もいます。
このような生産者の皆さんが、道の駅だけではなく町全体の土台をつくり、盛り上げているように感じます。
会ってお話すると、こちらが元気になる理由がわかりますね。
「今日は○○さんの白菜で鍋にしよう!」
食卓で生産者の名前がでる、こんな会話が広がるといいなと思っています。