なみえの今

津島支所再開と地震の影響

2022年4月2日

新年度が始まりました。令和4年度も支援員一同、どうぞよろしくお願いいたします。
地域づくり支援専門員の今野です。

4月1日より、帰還困難区域の津島地区で町役場の支所機能が再開しました。東日本大震災前の施設に代わり、国道114号線沿いのつしま活性化センターに支所機能を設けました。

さっそく、支所を訪ねてみました。

業務時間は町役場と同様に、平日の8時30分から17時15分まで。職員は常時2~3人程度が在庁するということでした。

町では段階的に支所機能を再開させていく予定で、初めのうちは住民票の取り次ぎや町民の問合せ対応などから始まる予定だったそうですが、3月16日の福島県沖地震の影響(浪江町は震度6弱)で遅れが出ているとのことです。

建物内にも地震の被害が出ており、修復など対応が必要になっていますが、業者の対応も追いついていない状況です。いずれは総会など、地域住民の集まり事に会議室などを貸し出すことも検討していたようですが、こちらも大幅に遅れが出そうということでした。

▲建物内各所に、被害が見受けられました
▲会議室の被害状況は確認中です


本来の対応ができるようになるまで、しばらく時間がかかるということでしたが、本格的に復旧すれば、例えば津島の方が一時立ち入りする際に許可証の発行などで少し便利になるケースもあるようです。

今年の秋には準備宿泊も始まる予定ですので、帰還を望む住民の方や避難されている方など、津島地区の様々な方がつながっていく場になればなあと思っています。私たちも出来る事があれば進めていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

館外及び館内トイレは利用可能ということですので、一時帰宅の際などにぜひご利用いただければと思います。
(※館内トイレは閉庁時は利用不可となります)

▲館内トイレ。屋外にもトイレはあります