なみえの今

令和4年度 浪江町相馬流れ山踊り

2022年5月25日

こんにちは。地域づくり支援専門員の引地です。

間もなく梅雨の時季を経て、暑い夏がやってきます。

夏の祭りといえば、国指定重要無形民俗文化財の相馬野馬追ですね。

毎年7月最終土日月に開催、今年は7/23(土)~7/25(月)に執り行われます。

コロナの影響で、昨年と一昨年は大幅に縮小しての開催でしたが、今年は3年振りに通常開催を予定しています。

※今後の感染拡大の状況次第では変更の可能性もあります、ご注意下さい。


3日間の相馬野馬追の中で、お行列の他に神旗争奪戦や軍者会など、様々な見どころがあります。

その中のひとつ、相馬流れ山踊り。祭りの2日目に雲雀ヶ原祭場地にて、旧相馬藩の6地域が持ち回りで踊ります。

実は昨年、浪江町相馬流れ山踊り保存会の踊りが披露されるはずでしたが、日程直前にコロナの影響で中止となり、今年に持ち越されたのです。


5/22(日)浪江町相馬流れ山踊り保存会の練習にお邪魔しました。

初参加の方も数名いらっしゃって、代表の方から紹介があり「楽しくやっていきましょう」との声かけのもと練習がスタートしました。

▲流れ山の曲が流れると、サッと扇子を広げ列になります


ビギナーの皆さんは廊下に集合。先生から特別レッスンです。


初参加の方に感想を聞きました。

「久しぶりに集中して、あっという間!」「よさこいをやっているけど、また違うジャンルで新鮮でした」



休憩中も細かい動きの確認です。

「扇子は、常に金色がお客様側ね。練習の時に裏表を気にしながらやるといいのよ。」


20年以上踊っている大ベテランの方も、「昨年雲雀ヶ原でできなかったので、今年は楽しみ」と仰っていました。


浪江町相馬流れ山踊り保存会代表の髙木さんにお話をお聞きしました。

浪江町内以外の場所でも練習が続いているそうで、現在約60名の方々がメンバーとなっています。80名まで何とか募集したいとのことです。

「今年はやっと雲雀ヶ原で踊れます、皆さんのパワーで盛り上げていきましょう!」と笑顔でお話されていました。

今年こそ、雲雀ヶ原祭場地で心ひとつに踊る浪江町の皆さんの流れ山、楽しみにしています!


【お知らせ】

一緒に踊りましょう!!

雲雀ヶ原祭場地にて一緒に踊りを披露する踊り手を募集しています。

初心者の方は、先生が楽しく丁寧に指導してくださいます。

◎練習:原則 第2、第4日曜日 13時30分~15時 浪江町地域スポーツセンター

※6月は第1週の6/5(日)と第4週の6/26(日)です。


◎問合せ:浪江町相馬流れ山踊り保存会代表 髙木さん 090-5593-5427