なみえの今

子どもたちの運動会

2021年10月15日

こんにちは、地域づくり支援専門員の岸本です。

朝から雲行きが怪しく、天気が心配された10月9日。曇天ではありましたが、予定通りなみえ創成小中学校、浪江にじいろ子ども園合同運動会が開催されました。

今年で4回目の運動会。今年は新型コロナウイルス感染症対策として、町民参加は叶わなかったものの、まちづくりなみえを含めた町内で活動する団体が小中学校・子ども園と協力し準備を進めてきました。

一昨年の運動会の様子は、こちらのブログをご覧ください。→浪江の運動会

▲協力して会場設営を行いました

開会式では、運動会の定番曲である「ゴーゴーゴー(運動会の歌)」が歌われました。赤組と白組が微妙に違う旋律を受けもち、競い合うように盛り上げていく歌となっています。

子どもたちの元気に歌う姿を見て、自分の小学校の運動会を思い出してついつい口ずさんでいました。(調べてみたら、約18年前の歌ということが分かりました。)

開会式終了後は、特別種目のラジオ体操からスタートです。

子どもたちだけでなく、学校や園の関係者、協力団体も一緒に、ラジオ体操を行い身体を温めました。今年は中学生が見本をやってくれました。

今年の運動会は、児童・生徒数が増えたことで例年よりも競技種目が増え、合計14種目が行われました。

ここからは、浪江町ならではの種目をピックアップして紹介します。

まずは、チャンス走「出勤5分前~急げ!浪江のヒーロー達」です。こちらの種目は、カードが置いてある指定場所まで走り、カードを1枚取り、そこに書かれている浪江町ならではの職業の格好に着替えて、ゴールを目指します。

▲左から、漁師、花卉農家、陶芸家にお着替え中
▲MIRAIと書かれているカードを引くと、車でそのままゴールに向かえます

続いては、チャンス走「うけ丼クッキング」。「うけ丼」は、道の駅なみえのフードテラスかなでで出されているメニューですね。

こちらの種目は、カードが置いてある指定場所まで走り、カードを1枚取って、そこに書かれた指示に従い、いくらや鮭を拾ってゴールするというものです。

▲鮭を抱えた男の子が一番最初にゴールしました
▲ゴールの後ろで静かに応援するうけどんの姿も

チャンス走はその名の通り、足の速さに関係なくどの子でも公平にチャンスがある種目のことです。浪江町らしさが落とし込まれていて、見ている大人も楽しめました。

そのほか、大玉転がしや玉入れ、リレーなど定番の運動会種目もあり、白熱した戦いに大人は釘付けだったようです。

小中学生が大人に混じり、お手伝いする様子もありました。

今年度の運動会のスローガンは「協力し 全力尽くそう 最後まで」。まさに、競技で全力を出し切るだけでなく、協力して作り上げた運動会だったと思います。

なみえ創成小中学校の児童生徒数は31名。そして、浪江にじいろ子ども園の園児数は28名(2021年10月15日時点)。

子ども園では、次年度から定員数が現在の3倍にあたる90人に増やされるとのこと。

浪江町に子どもが増え、さらに賑やかな運動会になることを楽しみにしたいと思います。