なみえの今
相馬野馬追が近づいてきました
2018年7月13日
こんにちは。地域づくり支援専門員の今野です。
7月に入り浪江町の街なかにも相馬野馬追の旗指物(はたさしもの)が掲げられるようになってきました。
町内でのお行列は震災・原発事故後は初めてで8年ぶりとなるもので、旗が掲げられているルートを騎馬武者たちが闊歩するそうです。
地域づくり支援専門員も町民の皆さんの声を聴くため町内を周っていますが、訪問先でも相馬野馬追の話題があがることが増えてきました。
先日お伺いしたお宅では、奥さんが相馬流れ山保存会 浪江支部で相馬流れ山踊りをされているそうです。
震災前は会員の方が80人ぐらいはいたそうですが、いまは40人ぐらいとのこと。
それでも福島市と二本松市を練習場所に、皆さんが各避難先から通って月に1回、練習しているそうです。
震災後は色々な場所に呼ばれて踊りを披露することも多かったそうで、東京都渋谷区のイベントでも踊ったとか。
その時の写真がこちら。
「行ったことのない都会のど真ん中で踊るのは緊張した」
「東京の親戚や友達もいっぱい観に来てくれたのは嬉しかった」
など感想を話して頂きました。
今年の相馬野馬追二日目に、騎馬武者たちが本祭りの会場である南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地から戻ってくる(帰り馬)の際にも、中央公園を会場に相馬流れ山踊りが披露されます。
もちろん、野馬追で浪江町内で流れ山踊りが披露されるのはこちらも8年ぶりとなります。
本来なら町役場から中央公園までの道路でも、踊りながら進んで来ていたそうですが、それはまた来年以降の楽しみになりそうです。
標葉郷の野馬追祭は7月28日(土)が出陣式と町内御行列、29日(日)が標葉郷騎馬凱旋行列・標葉郷神旗争奪戦となっています。
浪江駅近くの中央公園を中心に、50騎ほどの勇壮な騎馬武者たちの姿が見られる予定です。
楽しみですね!