なみえの今
防災コミュニティセンターについて①大堀地区
2022年2月17日
はじめまして、今年の1月から地域づくり支援専門員に着任しました吉田です。
よろしくお願いいたします。
今回は、町内にある「防災コミュニティセンター」について、お伝えしたいと思います。
町内には、大堀・浪江・苅野・幾世橋の4地区で整備が進められていますが、完成済みの大堀防災コミュニティセンターの中を見せてもらいながら、浪江町役場 防災安全係の渡邉さんに使用方法などお話をお聞きました。
大堀・浪江・苅野・幾世橋の防災コミュニティセンターは、外観の違いはありますが、施設の概要は同じ規模でつくられています。
消防法では、「290人収容」可能な施設となっており、町としては(集会室2部屋+屯所用和室の広さ、駐車場での車内避難者まで含めて)避難者数100人を想定して、避難計画を立て準備をしています。
コミュニティ機能としての集会室は、生涯学習や集会等で利用することができます。
既に「浪江踊りの会」や「太極拳」などで活用されている団体もありますが、町民さん等に普段使いしてもらえば有難いと仰っていました。
↓申込み方法「大堀防災コミュニティセンターの使用方法」
https://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/1/27458.html
集会室の奥には、備蓄倉庫があり、水・非常食(フリーズドライ)・毛布・パーテイションテントなどが保管されています。
パーテイションテントを広げてみると、2畳分の広さでした。
簡易ベットも準備する予定とのことです。
他に、通信環境としてテレビや防災無線の戸別受信機、EV自動車から需給できる非常用電源なども備わっています。
一通り案内してもらった後、渡邉さんに担当された防災コミュニティセンターで想い入れがある部分を聞いてみました。
「大堀地区では、敷地にある桜が春になるととても綺麗なんです。コロナもあって今秋に予定していた芋煮会はできませんでしたが、今後防災キャンプ等も町民の方と一緒にやりたいですね。」と、話して下さりました。
これから暖かくなってくるので交流の場として、またお彼岸の時期はトイレを日中開放(夜間閉鎖)するそうなので、お気軽にご利用なさって下さい。
浪江・苅野・幾世橋の防災コミュニティセンターについても、引き続きブログで取り上げていきたいと思います。