なみえの今
5/25(土)権現堂 クリーン作戦&防災の集いを開催!
2019年6月6日
地域づくり支援専門員の東山です。
晴天に恵まれ、真夏の日差しを感じさせる5月25日、
権現堂地区でクリーン作戦と防災の集いが開催されました。
権現堂地区でのクリーン作戦の開催は昨年10月にも実施し、
今回で震災後2回目の取り組みとなります。
集合時間が近づくにつれて、ごみを拾いながら
あちらこちらから人が集り、「おはようございまーす!」と
気持ちの良い挨拶が広がります。
集合場所でそれぞれが拾ってきた、たばこの吸い殻やトタンの破片、空き缶、
金属片などを分別しました。
今回はクリーン作戦に加えて、「防災の集い」を同時開催。
震災前は二世代、三世代で同居することが多かった地域ですが、
現在は高齢夫婦やひとり暮らしの方が多くなり、
万が一、災害が起きたときには、地域の方々同士で助け合うことが必要です。
今回の防災の集いはそういった背景から、地域の方々の顔を合わせる場と
日頃の防災意識を高める目的で試みました。
まず消防署の方から、訓練用の水消火器を使って、消火器の使い方を習います。
なかなか使う機会のない消火器ですが、おおよそ10年が使用期限だそうで、
月に一回は消火器の薬剤が固まらないよう逆さまにするとよいそうです。
女性や高齢の方で消火器が重たくて持てない場合には地面に置いて、
噴射することが可能ということも教えていただきました。
その後、熱中症の対策についてのお話もしていただきました。
だんだんと暑さが厳しくなり、知らず知らずのうちに
脱水になりがちですが、水分補給は細目に行い、水やお茶ではなく、
スポーツドリンクや経口補水液がおすすめ。
お酒を飲みすぎた翌日は特に注意だそうです。
そして役場の防災安全係の方から「ハザードマップ」を活用した災害時の備えを学びました。
自宅に一番近い避難所はどこか、皆さん真剣な表情でハザードマップで確認。
平時から避難場所を確認しておくこと、また日中の外が明るいうちに早めに
避難することが大切とのことです。
災害時に自治体が発表する避難指示や勧告などの情報を、
テレビやインターネットなどを通じて一斉に伝える、「Lアラート」も紹介されました。
今回の防災の集いは初めての試みでしたが
ご参加いただいた方々に熱心に聞き入っていただきました。
また地域の皆さんの顔を合わせるきっかけの場にもなったかと思います。
今後もこういった場をつくりながら地域活動をサポートしていきたいと思います。