なみえの今

14年越しの”笛太鼓と祭囃子”「つしま夏まつり」

2024年9月2日

こんにちは、地域づくり支援専門員の今野竹雄です。

今回は8月17日(土)に浪江町津島地区「つしま活性化センター」にて開催されたイベント

「つしま夏まつり」の模様をレポートさせて頂きます。

快晴の青空の下、開催となった「つしま夏まつり」

2024年8月現在も帰還者は僅か20人程に留まる津島地区。

そこに住む津島住宅団地の任意団体や元住民らが中心となり、震災以降、実に14年振りの”夏まつり”開催に沢山の町民が集まりました。

まちづくりなみえも活動を後方支援「つしま会」”お茶飲み交流コーナー”

夏まつりらしい縁日でにぎわう会場

出店コーナー「書店”コウド舎」では読書を楽しむ住民の姿も

また会場では、福島県を中心に活動するミュージシャンによるステージイベントが開催。

地元アーティストが音楽で会場に華を添えました。

新たにペイントが施され生まれ変わった「津島小学校のピアノ」も使用された

そして今回のイベントの目玉とも呼べる「南津島郷土芸術保存会」による「津島の盆踊り」が披露され、保存会メンバーによる熱い演奏に会場に集まった皆様は立ち上がり輪を作り踊りを楽しむ姿が見られました。

約30分にも及んだ盆踊り。会場全体が一つになり最後は盛大な拍手が沸き起こった

・総括(まとめ)

この記事を書いている私自身も津島地区の出身であり、私が子供の頃の津島といえば毎週のようにどこかで盆踊りが開催されるほど津島の夏というのは大変賑やかなものであったことを思うと、当時と変わらぬ”笛太鼓と祭囃子”には大変胸が熱くなる想いでした。

今年7月31日には津島駐在所が常駐での業務を再開。

少しづつ暮らしの息吹が戻りつつある津島。

これからも町民のコミュニティー再生を後押しすべく、私達まちづくりなみえはこれからも支援を続けて参ります。

地域づくり支援専門員 今野