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こんにちは、地域づくり支援専門員の吉田です。
藤やツツジが綺麗に咲くGW前後から、浪江町内でも次々と田植えが始まりました。
今回は藤橋の農業組合法人「藤橋ファーマーズ」の皆さんを取材しました。
5/7(土)・5/8(日)に2日行われ、今回は、 5/7(土) の様子をお伝えします。
避難指示解除後、5年目となる今年の作付け面積は6町歩。主な品種は「天のつぶ」で、「こしひかり」は少し植えるそうです。
前日の内から準備が進み、この日も朝早くから20人近くの方(町外からが7割)が集まっていました。
「家族だけで田植えをしていた時は、3人で大変だったけど、みんなで植えるととても捗る」とのお話を伺いました。
遠方から田植えに合わせて来られた方もいて、休憩ではそれぞれが近況を報告し合って話に花が咲いていました。
今年は新たにとても嬉しい情景がありました。
若いお父さんと中学生兄弟が、親子で参加していたのでお話を伺いました。
お父さん「自分の祖父の住んでいた地域で、昨年祖父は亡くなってしまったが継いで農業に関われているのは、とても幸せです。自分の子ども達も大きくなって、今日は一緒に参加できて本当に良かった。」
中学生のTくん、Yくん「サッカーも好きだけど、農業も好きなので、今日は田植えに参加できて楽しかった。」
安全確認を十分に取った上で、一緒に田植え機に同乗体験したりする姿は、とても幸せそうでした。
▲親子で田植えの様子▼
▲婦人部の方が準備してくださったお昼で休憩です。▼
▲休憩の合間に藤橋で綺麗に咲くお花も見せて頂きました。▼
この日も順調に作業が進み、翌日で田植えは終わる予定とのこと。成長が楽しみですね。
「藤橋ファーマーズ」 の皆さんは、稲作の他にも玉ねぎなどの栽培も取り組まれていて、田植えの次は、玉ねぎの収穫でまた皆さんが集まるとのことでした。
藤橋の皆さん、この日も取材のご協力ありがとうございました。
浪江町内でも、営農再開が次々広がっている様子を、また皆さんにお届けできればと思います。
こんにちは、地域づくり支援専門員の吉田です。
今回は、「幾世橋防災コミュニティセンター」についてお伝えします。
4/16(土)、4/17(日)に、防災コミュニティセンター3ヶ所で一般の方向けの内覧会が行われました。
お伺いすると、幾世橋地区の区長さん、近隣住民の方が見学に来られていました。
区長の皆さんは、防災安全係の職員の方にいろいろ施設について聞きながら、
「さっそく役員会で利用する予定なんだ」など、お話をされていました。
この場所は、幾世橋小学校跡地になるため、建物は変わってしまいましたが、思い出の目印を見つけながら「桜の木はなくなってしまった」など、母校を懐かしむ話も聞こえました。
また近隣にお住まいの町民の方は「災害があった時に、近くに避難所があると、みんなと居るだけで安心する。」 コミュニティの場として「女子会や趣味でみんなと会える。内覧会が終わったら、さっそく使おうと話している。」など、完成を心待ちにしていたことや、施設内の縁側や緑樹など良いところを見つけて、いろいろ話してくださりました。
災害時は避難場所として、普段は集会の場として利用できますので、みなさんも是非ご利用になってみてください。
↓申込み方法
防災コミュニティーセンターの使用方法 | 浪江町ホームページ (town.namie.fukushima.jp)
苅野の防災コミュニティセンターについても、引き続きブログで取り上げていきたいと思います。
こんにちは、地域づくり支援専門員の吉田です。
今回は、「浪江防災コミュニティセンター」についてお伝えします。
4月3日(日)に、町内3カ所に完成した「浪江・幾世橋・苅野」の合同落成式が行われました。
吉田町長はじめ、行政区長など関係者が参加し、内覧会も行われました。
町長の挨拶の中では「町民の方にコミュニティの場として是非使ってほしい」「消防団の屯所設置や、災害時の避難場所が町内に増えることで日々の安心につながるといい」などのお話がありました。
(配管設備の面で)浪江地区のみ設置してある「防災タンク」は、循環してタンクに水が溜まる様になっており、必要となれば、他3カ所の防災コミュニティセンターへは車で輸送し供給するそうです。
町内にある防災コミュニティセンターは、災害(①地震②津波③風水④土砂)の際、緊急避難場所・避難所になっているため、浸水被害を逃れると想定される元小中学校跡地にあります。(大堀地区のみ浸水のおそれがあり学校跡地から変更。)
近隣住民の方の声では、「今まで最寄りだった避難所より今度は近くなるのは安心」「サークルなどコミュニティに参加したい人が喜ぶと思う」などのお話も聞こえてきました。
4月中旬見学会の時は、残念ながら桜は散る季節でしたが、とても立派な桜の木が施設前にあります。
来年はお花見での利用も良さそうですね。
町民の方同士、帰省の時など・・・浪江町役場・防災安全係にお申し込みの上、お気軽にご利用なさって下さい。
↓申込み方法
防災コミュニティーセンターの使用方法 | 浪江町ホームページ (town.namie.fukushima.jp)
幾世橋・苅野の防災コミュニティセンターについても、引き続きブログで取り上げていきたいと思います。
こんにちは、地域づくり支援専門員の引地です。
過ごしやすい気候が続き、美しい景色を眺めたい季節になりました。
皆さん、浪江の美しい景色といえば、どこを思い浮かべますか?
今回は、きっと多くの方が「ここ!」と思い浮かべるであろう、高瀬川渓谷の今をお伝えします。
いつも町民の皆さんから「紅葉の時季は本当にすごい景色よ」と聞いていた高瀬川渓谷。
実は、紅葉に負けないくらい若葉の時季が素晴らしいとの声もお聞きしました。
高瀬川渓谷の多くが帰還困難区域となっており、かつ、現在災害工事の復旧作業中です。
今回は一次立入許可を申請し、 工事が休みのタイミングを狙い通行。
畑川行政区の齊藤区長にご案内いただきながら、 大堀~小丸~三程まで行ってきました。
(先月と昨年の地震の影響で、少し注意しないといけない箇所もあり、区長に教えていただきながら安全に動きました。また、土砂崩れのため、葛尾までは通り抜けできません)
初めて見る春の高瀬川渓谷。若葉が芽吹き、岩肌にはボケの花が咲いています。
そして、流れる川の音が心地よく、いつまでも川を眺めていたい気持ちになります。
では、川の音も想像しながら新緑の高瀬川渓谷をご覧ください。
まずは大堀から入ってきます。
渓谷に入ります。川の流れだけではなく、松が空に伸びている姿がかっこいいですね。
皆さんからよく「ボケの花がキレイなんだよ」と教えていただく、岩肌とボケの花のコラボレーションを発見!
何枚も撮ったのですが、写真ではハッキリとしたピンクをお伝えするのが難しいです。茶色と緑に映えるピンク、伝わるでしょうか。
若葉と青空は抜群のコントラストです。
川側ばかりを見ていましたが、逆側も見逃してはいけません。きれいな新緑が揃っています。
戸神山の手前まで進んでいき、安心橋を渡ってみると、先に滝が見えました。
いかがでしたか。
町民に愛されるこの高瀬川渓谷の落合浪江線ですが、東日本大震災の発災時は多くの箇所でがけ崩れがおきたそうです。
公的な復旧を待っても時間がかかるため、小丸と畑川の住民の皆さんが力を合わせ岩を撤去し、自分たちの手で応急処置をし、通行できるようにしたそうです。
落合浪江線は、地域の大切な生活道路。地域の皆さんが川や木々の様子を長い間見続け、手入れをし、守ってきた歴史があるのだなと感じました。
だからこそ、多くの方が「あの紅葉をみたいな」と言うすばらしい景色になり、町の誇りの高瀬川渓谷が続いてきたのだと思います。
早く、たくさんの方にこの景色を楽しんでいただける日が来るように願っています。
高瀬川渓谷『春』編、ここまでにしたいと思います。次回『夏』編をお楽しみに。
こんにちは、地域づくり支援専門員の引地です。
町内の住宅団地の動きについて、第2弾の今回は幾世橋住宅団地の様子をお伝えします。
2017年夏に入居が開始された幾世橋住宅団地では、2020年4月に自治会が発足されました。
名称は来福寺という地域名にちなんで『らいふく自治会』です。
2年前の2020年春には設立総会を準備していましたが、いよいよ開催!という直前に全国的にコロナが拡大。
残念ながら、書面での設立となりました。
その後の2年間はコロナ影響が続き、なかなか住民皆さんでのイベントや集まりごとができずにいましたが、この春、ようやく対面での定期総会を開催することができたのです。
4月9日に開催された定期総会では、初めて顔を合わせる方や、集会所にも初めて入ったという方もいらっしゃいました。
そんな中、同じ班でも初めて会ったというお二人を、その班の班長さんが隣同士の席に案内していました。そして会の後半には、会話が弾むお二人の様子をみることができたことがとても印象的でした。班長さんの計らい、とてもステキですね。
そして、設立からコロナ禍で手探りの2年間を活動された、初代の役員班長の方々も改選となりました。
住民皆さんでのイベントが思うようにできなかった期間、役員班長さんは定期的に集まり、団地内の課題解決に動いておりました。
・違反ゴミや不法投棄対策
・敷地内の街灯調査、町への追加要望(追加設置が実現しました)
・危険箇所を調査、町へカーブミラーの追加要望(追加設置が実現しました)
・消防署へ協力依頼し、消火訓練
・集会所のルール見直し
安全で暮らしやすい環境をつくるという土台を創られた初代の役員班長の皆さん、お疲れ様でした。
今年度こそコロナが落ち着き、皆さんで集まる機会が増えてくるといいなと願っています。
らいふく自治会の更なる発展が楽しみです。