なみえの今

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なみエール「クロスワード”上級編”解答」

2020年11月6日

11月1日に発行したなみエール第3号、「なみえクロスワード”上級編”」はお楽しみいただけましたか?
今回は、問題によってはかなり難しかったのではないでしょうか。

さっそく答え合わせしてみましょう。

(クリックで画像が拡大します)

浪江町の方でも、地域や世代によって知ってたり知らなかったりと、悩む問題もあったかなあと思います。
分からない言葉などあれば、お時間のあるときに調べてもらえれば楽しめるかもしれません。
お茶の間のちょっとした話題にしてもらえれば嬉しいです。

なみエール次号は、来年2月1日に発行予定です。

皆さんからのご意見やご感想、取材記事のリクエストなどもございましたら、ぜひお寄せください。


“なみエール”第三号を発行しました

2020年11月5日

新型コロナウイルス感染症の影響により、気軽に会ったり集まったりすることが難しい状況が続いています。
一般社団法人まちづくりなみえ 町内コミュニティ再生支援事業では、町民のみなさん同士や地域が紙面を通してつながりを維持しながら、浪江町の情報を楽しんでもらえるようにと7月から「なみエール」を発行しています。


11月1日に第三号を発行しました。
これまで同様に、広報なみえ11月号に折り込む形で町民の皆さんの手元に届くようになっています。


下記リンクからPDFをダウンロードし、なみエールをご覧いただけます。
(上の画像と内容は同じです)
ここをクリック


オモテ面「浪江のあれこれ」、今回は沢上(立野上)地区で生まれた「はちみつ」についてです。
帰還や農業の再開などの難しい課題を抱える中で、ひまわり畑やはちみつを軸とした新しい動きが出て来ています。その取り組みを取材しました。

ウラ面は「なみえクロスワード」、今回は上級編としました。
浪江の地域情報を遊びながら知ることができると思います。

前号に引き続き、浪江町の皆さんの声も掲載しました。


これまで2か月おきに発行して来たなみエールですが、次号は来年2月1日の発行となる予定です。
皆さんからのご感想やご意見、投稿などもお待ちしております。

なみベジファーム  令和2年 春~夏

2020年10月31日

県内は紅葉シーズン真っ只中ですね。皆さま如何お過ごしですか。地域づくり支援専門員の佐藤です。

一般社団法人まちづくりなみえで今年の春から取り組んでいる、❝なみベジProject ~浪江の大地からいのち耕す、こころ育む~ ❞をご紹介します。

道の駅なみえに出荷し販売するに止まらず、このファームで収穫された浪江町の野菜を使った料理教室や農業体験を将来的に行っていきたいという趣旨のProjectで、町内の畑で野菜作りに取り組んでいます。

▲Projectスタート時、今年前半の作付け予定
▲はじめはこんな風景
▲ビニールハウスの中も、ひたすら雑草除去作業
▲徐々に畑らしい風景に
▲マルチを備え植え付け開始
▲ハウスの中もトマトの定植
▲苗床づくり+定植
▲途中、ひたすら雑草対策の日々も
▲なす(千両2号)
▲ハウスのトマト(麗夏)
▲きゅうり(シャキット)
▲とうがらし(げきから)

今年は、若干名の野菜専門家と圧倒的多数の素人で悪戦苦闘しながら、見よう見まねで、そして暑いし腰が痛いし足がパンパンで辛い等と文句ばかり言いながら、更に、作業時間より休憩時間の方が長かったりしましたが・・・、とりあえず収穫に漕ぎつけました。

Projectリーダー曰く、「将来的には、コミュニティ農園を目指したい。即ち、町民の皆さんが野菜づくりを楽しむことで生きがいの場を提供し、住民同士の交流が充実する浪江ライフを送れることを目的とします」とのこと。

次回は、秋からの作業状況をお伝えします。お楽しみに。

樋渡・牛渡の田植踊

2020年10月24日

朝晩の気温が冬の到来を感じる今日この頃、皆さま、如何お過ごしですか。地域づくり支援専門員の佐藤です。

今回は、樋渡・牛渡の田植踊の練習会場へ伺って参りました。あいにく小雨混じりの天候でしたので、八坂神社隣の集会所で開催されました。この踊りを記録に残すべく、当日、本県民俗芸能研究の第一人者・懸田弘訓先生を始め、県の文化振興課の方々、映像会社の方々がいらっしゃってました。

▲ 昨年秋再建された八坂神社
▲ 懸田先生と撮影の打ち合わせ

樋渡・牛渡の復興のシンボル、心のよりどころとして、八坂神社が昨年10月に再建されました。また、今年1月、約9年振りに神楽と田植踊が境内で奉納され、多方面から披露の依頼があったそうです。しかし、残念ながら、コロナ禍の影響で全て中止になってしまいました。因みに、八坂神社のご利益の一つに、疫病除けがあります。皆さん、今年は是非、八坂神社にご参拝しては如何でしょうか。

「五穀豊穣、家内安全祈願奉る」
▲花笠が特徴的な早乙女
▲右手に扇子、左手に鈴の歳蔵

早乙女と歳蔵それぞれの衣裳をまとい、そのコントラストがとても素敵です。樋渡・牛渡の田植踊は、請戸のそれと共に、田植踊の経路と変遷を探る上で貴重な存在なのだそうです。未来永劫この伝統を絶やさず受け継いでいって頂ければと改めて感じました。

▲皆さん笑顔で楽しいひと時

浜通り地方の伝統芸能は団体数で県内の半分以上を占め、特に田植踊を受け継いでいる団体は沿岸部に密集していました。その一つが、樋渡・牛渡の田植踊です。コミュニティに根付いたその伝統は計り知れない意味があると思います。今、この伝統を継承していく重圧を感じつつも、地域の伝統芸能に関わりながら、皆で集い、練習し、笑い、お茶を飲みながらおしゃべりする、そんな昔ながらの日常を今後とも大切にしていければいいなと思いました。

*「浪江町史別巻Ⅱ 浪江町の民俗」から一部引用。

浪江町沿岸部のいま①

2020年10月12日

地域づくり支援専門員の引地です。

秋が始まったばかりと思ったら近頃めっきり冷え込んできました。

今回のブログは、最近の沿岸部の様子を2回にわけてお伝えします。

まず、海が見える高台に新しい住宅団地が完成しました。

『請戸住宅団地』です。

入居開始を控えた9月中旬に入居前事前交流会を行いました。初顔合わせではありましたが、お茶を飲みながら“こんな暮らしがしたいな”“ちょっと心配事もある”等を共有し和やかな時間を過ごしました。

「あら!〇〇の息子さん?」「しばらくだことー!」なんて声も聞こえてきました。

そして9月29日(火)の完成式。

住民代表で参加された、朝倉紅羽さんは「約10年ぶりに浪江に住むので、いろんなところを見ながら、落ち着いて暮らしたい。」とお話されていました。

集会所は海が見えるように設計されています。また、戸建ての屋根は2棟並ぶとかもめの形になっているそうです。

請戸の風を感じながら、この集会所で笑い声が響く日がまもなく来ます。