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8月、ようやく梅雨明けです。皆さん、如何お過ごしでしょうか。地域づくり支援専門員の佐藤です。
このたび、現在休校している浪江町立の小中学校は、児童生徒数の増加が見込めないため閉校となります。更に震災による被害や老朽化などの理由により活用が難しいことから、浪江、幾世橋、大堀、苅野小学校と、浪江中学校が解体となります。現在の校舎は今年度限りで見納めになる可能性があることから、学校見学会が開催されるとのことで、伺って参りました。
その一校、浪江小学校です。
先ずは、正面玄関からお邪魔致しました。卒業生の皆さん曰く、「この正面玄関前の像と石碑が浪小の象徴だ」と仰っておられます。
更に、校舎の中へお邪魔しました。伝統校らしい、数々の歴史を感じる品々が目白押しでした。
さらに、各教室へ伺い、震災当時のままになっている、当時の児童の作品や行事などを知らせる掲示物に目が止まりました。いくつかご紹介します。
明治6年開校、創立147年。町内で最も多くの児童が学んだ小学校であり、10,895人の卒業生を送り出したそうです。
学校は、コミュニティの象徴的存在だと思います。中心市街地に立地していた浪江小学校は、その中心的存在であった事は言うまでもないでしょう。このブログが、地域の皆さんの思い出作りに少しでもお役に立てれば幸いです。
梅雨も後半戦、そろそろ真夏の太陽が待ち遠しくなってきた今日この頃。皆さま如何お過ごしですか。地域づくり支援専門員の佐藤です。
今回は、7月13日(月)夕方より、権現堂行政区で行われた、”防犯まちあるき”にお邪魔して参りました。
町内在住の権現堂行政区長様、町役場職員の皆様、双葉警察署の巡査の皆様、東京電力の社員の方、そして、この度行政区に仲間入りした、道の駅なみえのスタッフが参加されていました。
まずは、感染対策の徹底。そして、懐中電灯、誘導棒、蛍光反射たすき、拍子木を各自手に取り、まちあるき開始。
暗くなるにつれ、電気が灯る家屋を確認しつつ、危険な箇所もチェック。皆さん、防犯という任務を全うすべく真剣に、そして、ひたすら歩いておられました。
浪江町のコミュニティ再生に欠かせない防犯は、双葉警察署の方々に加え、役場職員の方々、防犯見守り隊の方々、そして行政区の方々が自主的に活動する事によって、維持されています。
少しずつ町の復興が進む中で、行政区の様々な取り組みが、その復興を後押ししている事を再確認出来た、”防犯まちあるき”でした。
次回は9月頃開催されるそうです。また改めて、お邪魔して参ります。
こんにちは、地域づくり支援専門員の岸本です。梅雨シーズンも後半となりました。
じめじめとした雨の日が続くと気持ちが憂鬱になり、体調も崩しやすい時期と言われています。
人にとっては少し嫌な季節かもしれませんが、花にとってはこの時期は恵みの雨。たくさんの雨を浴びた花は、一層鮮やかさを増すことでしょう。
さて、新型コロナウイルス感染症の影響による活動自粛が全面解除されたこともあり、6月27日、地域の交流の場になればと考え、西台地域資源保全会が広く西台の住民の皆さんにも参加を呼びかけ、西台花壇の花植えが実施されました。
この花壇は旧マイプラザ(ホームセンター)の北側に位置しており、震災前までマイプラザに来るお客さんの目を楽しませてくれた場所でもあります。震災以降は荒れ放題になっていましたが、昨年度から花植え活動が再開しました。
連日の雨で天候が心配されましたが、どうにか持ちこたえ曇り空の下、無事に実施できました。
当日は、私たちまちづくりなみえも活動にお邪魔し、西台の方々がゆっくりと交流できる場をセッティングさせていただきました。
午前10時、花壇に集まったのは町に帰還した方や避難先から来てくれた方々、総勢19人。
(昨年と比べて5人増)
大倉区長の挨拶と梅松副区長の説明の後、作業がスタート。
今年も、昨年と同様にサルビア200株、マリーゴールド200株を植えました。
合計400株の花植えは、参加された皆さんの力によって1時間程度で終了。
作業後はテントの下で交流会。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、手指消毒の徹底や椅子を離すなどの対策を講じて行いました。
飲食をしながら、思い出話をしたり近況報告したりと話題に花を咲かせ、久しぶりの再会を楽しむ皆さんの姿が見られました。
コロナ禍の今、人とつながることが少なくなっているからこそ感じること。
それは、どんなにオンラインが発達しようとも、心と心の距離は直接会うことには勝るものはないということです。
直接会って、その人の何気ない瞬間に見せる表情、微妙な声のトーンの変化を感じ、息づかいを感じて、その人の空気感や温かさを感じ取る瞬間は、このようなときだからこそ心が救われるような気がしました。
また、地域に彩りを与える、美しい景観をつくるという共同作業も相まって、交流が進んだ1日になったと感じました。
なみエール第1号(7月発行)の裏面に掲載していたなみえクロスワードの答えは「みんなではなうえ」。
ということで、今回はみんなで花植えをした話題をお届けしました。
皆さん、なみエールの「なみえクロスワード」はお楽しみいただけましたでしょうか?
このクロスワードには、コミュニティ再生支援事業の活動を通じて町民の皆さんと接する中で、教えて頂いたり知ったりした浪江町の情報を詰め込んでみました。
それでは答え合わせです!
(クリックで画像が拡大します)
どうでしたか?当たっていましたか?
さて、タテ/ヨコのキーワードにあがった浪江町の様々な情報や状況。それらに関係する記事がこのブログでもお読みいただけます。
いくつかご紹介します。
*『 』で囲まれたタイトル部分をクリックすると記事に移動します。
<タテのキーワード>
2、標葉神社
『標葉神社で8年半ぶりのお祭り』
2019年4月、震災と原発事故後初めてのお祭りが開かれました。
3、十日市
十日市に関する投稿
『南津島の神楽(令和元年十日市祭)』(2019年の十日市)
『大堀神楽(令和元年十日市祭)』(2019年の十日市)
『十日市が開催されました!』(2018年の十日市)
9、大地の恵み(農業に関する記事)
『浪江の今、玉ねぎがアツい!』(2020年6月の状況)
『浪江の田んぼ』(2020年6月の状況)
『立野 魅力ある農業を目指して』 (2019年10月の状況)
『甘草(かんぞう)の栽培』(2018年7月の状況)
10、高瀬川渓谷
『高瀬川の今』(2018年夏の、高瀬川の風景)
12、請戸の出初式
『請戸 出初式』(2020年1月2日、請戸の出初式)
14、大堀相馬焼
『十日市が開催されました!』
2018年11月、十日市で開かれた大せとまつりの様子を紹介しています。
<ヨコのキーワード>
15、請戸漁港の競り
『請戸漁港 競り再開!』(2020年4月、請戸漁港で競りが再開)
16、安波祭
『請戸 安波祭』(2020年2月の安波祭)
『安波祭が開催されました』(2019年2月の安波祭)
引き続き地域の情報発信に努めますので、ブログ「なみえの今」をよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響により、浪江町のみなさんも気軽に会ったり集まったりするのが難しい状況が続いています。
一般社団法人まちづくりなみえではコミュニティ再生に向けた取り組みの中で「この状況下でも何かできないだろうか」と考えました。
そして、町民のみなさん同士や地域が紙面を通してつながりを維持しながら、浪江町を楽しんでもらいたいとの想いから臨時のフリーペーパー「なみエール」を発行する運びとなりました。
浪江町の皆さんへエール
浪江のことが見えーる
…等々「なみエール」には様々な想いを込めました。
広報なみえ7月号に折り込む形で、町民の皆さんの手元には届いているかと思います。
ご覧いただけましたでしょうか?
下記リンクからPDFをダウンロードし、なみエールをご覧いただけます。
(上の画像と内容は同じです)
ここをクリック
オモテ面の記事は、私たちが町の皆さんと接する中で気になったモノや事柄などを取材してお届けする「浪江のあれこれ」。
今回は知る人ぞ知る?地域の情報として、苅宿の”ほたるが舞うビオトープ”を取材しました。
ウラ面は浪江の地域情報を、ちょっとした遊びで楽しく知ることができるクロスワードをつくってみました。
このブログで答え合わせも予定していますが、皆さんチャレンジしてみてください。
AからHのマスをつなげた言葉をテーマにした記事も、このブログに掲載していく予定です。
なみエールを読んで、地域のつながりやコミュニティに関することなどを楽しく考えたり、感じて頂ければ幸いです。
さて、なみエールの第二号は9月1日に発行する予定です。
皆さんからの投稿や記事のアイデア、これを取材して!などありましたら、ぜひご連絡ください。
町民の皆さんといっしょに、紙面をつくっていくことができれば嬉しいです。