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天候が危ぶまれましたが、何とか持ちこたえた曇り空の下、
上ノ原行政区で花植えと記念樹の植樹が行われました。
今回の取り組みは
「花植えをして上ノ原行政区の人々と交流の場をもちながら
家屋解体でさみしくなってしまった地域と人々の気持ちを明るくしたい」と、
佐藤秀雄区長の発案で行われました。
当日は避難先からも多数参加され、およそ30名の方々が集まりました。
植えた花はマリーゴールド、ベコニア。
用意された120個のプランターに土を入れ、
つぎつぎと花を定植していきます。
皆さん手慣れた様子で、あっという間に定植作業が終わり、
お茶を飲みながら交流も始まりました。
今回参加されたなかで、遠くからは栃木から来られた方もおられ、
現在の暮らしや、懐かしい思い出話にも花が咲きます。
久しぶりの再会に、話題が尽きることはなく笑顔がこぼれます。
休憩の後、定植したプランターを上ノ原行政区の16箇所に配置です。
許可をとった解体後の宅地跡や道路の端に設置し、
「お彼岸でお墓参りに来られた方も嬉しくなると思う」
と、墓地の近くにも配置されました。
そして、上ノ原地区にある開拓記念碑の前で
ハナミズキが記念樹として植樹されました。
今はまだ小さな苗木ですが
きれいな花を咲かせてくれる日が待ち遠しいです。
12月にも花植えが予定されています。
また皆さんで集まれる日がとても楽しみです。
暑さ寒さも彼岸まで。まさに秋彼岸とともに、秋の空気が心地良い今日この頃。皆さま、如何お過ごしでしょうか。地域づくり支援専門員の佐藤です。
今回は、食欲の秋を求め、9月21日に幾世橋住宅団地集会所で開催された、ふるさと酒井そばの会による料理教室 ~手打ちそば~ の会場へ伺って参りました。
今回の開催は、酒井行政区・阿部区長、そして、酒井ご出身の方が中心になり開催されました。加えて、福島市で活動されている南向台そばクラブ様、並びに、いわき市にお住いの有志の奥様方に多大なるご協力をいただき開催の運びになったとのことです。
9時位から南向台そばクラブ、並びに、いわき市の有志の奥様方が準備開始。因みに、南向台そばクラブ会長・佐藤様は、全麺協4段位認定の腕前で、全国レベルのそば打ち大会で優勝歴のある達人でいらっしゃいます。
参加された方は熱心に見学されていました。また、佐藤会長からそば打ちの指導をいただき、浪江町の食文化への拘りの一端を伺うことが出来ました。 料理教室で知りえた調理法などで、 ご家庭のお食事もますますおいしくなるのではないでしょうか。
お昼を挟んで、皆さんでお食事タイム。「頂きます」「美味しい」という言葉に加え、「この団地で皆で食事するなんて初めてかしら」「お話しながら食べると尚更美味しいわね」などという会話も聞こえてきました。 ”もっともっと、どんどんやりましょうよ”って感じですね。
浪江の食文化を引き継ぐだけでなく、皆さんの集いの場に役立つ食事の場が増えるといいな~などと感じた一日でした。最後に、浪江町民の一人として、今回多大なるご協力を頂いた、南向台そばクラブ、並びに、いわき市の有志の奥様方に感謝申し上げます。本当に有難うございました。
<高瀬>
9/8(日)高瀬行政区でクリーン作戦が行われました。
高瀬行政区では昨年に引き続き震災後2度目の実施になります。
ジリジリと照り付ける陽射しにも関わらず、約30名の皆さんが集まりました。
ごみを拾いながら伸びた雑草も刈り取るなど、皆さん地域の美化活動に熱心に取り組まれていました。
クリーン作戦終了後にはテントと椅子を用意し交流会も行われました。
清水淳助区長より、高瀬行政区に立地する施設の再開や道路の整備状況など
地域の状況についてのお話がありました。
また参加者からは大型車両が現在よりもさらに増えるといった情報や
交流会や日帰り旅行などの懇親会を要望する声があがりました。
そして、もともとは他の地区のご出身で震災後に高瀬に住まわれた方、作業員の方、震災当時小学生だった方が帰還してご夫婦とお子さんと一緒に参加された方など、新たに高瀬に住まわれた方々との交流の場にもなりました。
9/2(月)~9/5(水)にかけて、権現堂地区で消毒散布が行われました。
この消毒散布は震災前からハエ・蚊などの駆除を目的に取り組まれており、
私たちも自治活動のお手伝いとして参加いたしました。
殺虫剤と燃料を入れて、いざ役場を出発です!
3日間かけて権現堂の1区から8区まで歩いて周ります。
川や下水堀は入念に行い、帰還されているお宅は、希望に応じて縁の下も行いました。
作業をしながら、新しい住宅が出来ていたり、きれいに草が刈りとられ、
帰還されている様子を感じたり、きれいなゆりの花が咲いていたり、地域のさまざまな変化を感じることができました。
また、住民のみなさんから雑草対策やどぶさらいの要望なども聴くことができました。
こうやって地域をすみずみまで歩いてみると車で通りかかるだけでは見逃してしまう変化を感じることができ、新しい発見がたくさんありました。
今後もこういった活動をお手伝いしながら地域づくりに取り組んでいきたいと思います。
9月になりましたが、日中は、まだまだ夏日の毎日。 皆さん、いかがお過ごしですか。 地域づくり支援員の佐藤です。
今回は、今月5日から自由通行が開始になった、県道35号いわき浪江線(通称・山麓線/さんろくせん) を通行してまいりました。
9月5日(木)正午から通行可能になり、 私たちは、13時頃、大熊町から浪江町に向かって走行を開始しました。
いよいよ、山麓線走行開始。道路沿いの状況をご覧ください。
そして、いよいよ浪江町へ。井手の表示を見つけ、心が動きました。
8年ぶりに、山麓線を通行しながらこの風景を眺めることが出来ました。僅か、6.4㎞の規制解除ですが、浪江町にとっては、意味のある6.4㎞ではないでしょうか。 また一歩前に進んだと感じます。同時に、この自由通行により、新たにバリケードが増えたことも忘れてはならないことだと思います。
なお、浪江~郡山の移動に関しては、約1.5km短縮になるそうです。